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煩わしい親戚づきあいこそ必要かもしれない?


煩わしい親戚づきあいこそ必要かもしれない?/生前葬プロデュースサービス「生前創」

インターネットで“親戚 付き合い”と検索すると、すべて親戚付き合いはめんどくさい、親戚付き合いをやめたい、といったキーワードがでてきます。
さらに“親戚 縁”で検索すると、すべて縁を切るといった言葉に繋がっています。
実際、約2割の人が親戚付き合は煩わしいと感じているようです。
http://group.dai-ichi-life.co.jp/dlri/ldi/note/notes0811a.pdf

親戚はそんなにめんどくさい、不要なものでしょうか。

・親戚の繋がりとは自分の依りどころを確認すること。
親戚を集めるというのは、時に他人である友人を集めることより難しいかもしれません。そもそも他人である友人は、楽しければ集まってくれますが、しかし、血のつながりがある親戚はそうはいきません。昔(といっても数十年前)にちょっとしたトラブルがきっかけで、疎遠になってしまった、生活の格差から会うことがはばかられる、離婚しているから会いたくない・・・など、一人の人間の死を前にしたらいたって些細なことが原因で、会わない。
さらには、結婚した相手の家と折が合わない、未だに残る嫁姑、さらには小姑問題。「親戚だからいざという時助けてくれる」は通用しない時代かもしれません。

思うに、親戚というものに、課題な期待をしているのではないでしょうか。疎遠であるにもかかわらず、親戚だから親しいはず、親戚だから同じ価値観を持っているはず・・・。親戚といえども全く違う家庭の文化で、そういった意味では他人です。
そこを踏まえて、よい距離感、他人としてのマナーをお互いに守ることが本来必要なのかと思います。

その距離を踏まえた上で、やはり親戚付き合いはしておいたほうがいいと思うのです。

親戚は自分のルーツであり、依りどころでもある。
その親戚関係を断つということは、自分のルーツを断つことにほかなりません。

結果、孤独な若者が増えてくる。
実際に、自分の叔父さん、叔母さん、いとこにさえ会ったことのない、自分の親戚を知らない若い世代がでてきている。若い世代がいることも事実です。

昔は家長役がいて、親戚一同に号令をかけたものです。正月やお盆、法事には親戚一同が集まるのが普通だった時代もありますが、最近では音頭を取る役がいない、つまりきっかけがないために、集まれないというのも事実ではないでしょうか。

おじいちゃんやおばあちゃんの話しは、若い世代には現実味のない昔話かもしれない。
ソリの合わない、親戚の家の話はまるで異文化かもしれない、しかし、親戚と話をし、世代や文化の違う家庭の話を聞くことで、知識やキャパシティが大きく広がることにつながるのです。。

さらに、いざという時に助けてくれるのも、無条件に応援してくれるのも親戚ならではである。

めんどくさい親戚づきあいがなくていいという人もいるかもしれないが、
血の繋がりを切っていくというのは、自分のそういった財産を切り捨てていくことに繋がるのではないでしょうか。

若い世代に親戚づきあいがないことは、おじいちゃんおばあちゃんの世代の問題でもある。

高齢者は自分を絆に、子や孫が出会う場を創り、親戚の縁という財産を子孫たちに残していってやらなければならない、いわば義務があると思います。

もし、個々数年、親戚が集まったことがなく、またこれからも特に予定がないのであれば、ぜひ生前葬をおすすめします。
あなたを絆に、親戚一同が集まる、良いきっかけをつくってはいかがでしょうか。


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